オリンピック閉会式の和服と、これからの着物文化
ブログ更新が久しぶりとなっております。。
昨晩tokyo2020オリンピック閉会式でしたね。
日本は出だしからメダルも絶好調、新種目での若手や最年少選手のメダル獲得も目立ち、沢山の感動のドラマに勇気を頂きました 👍🏻👍🏻
ここでは日本文化を和服にフォーカスして書きますね。
開閉会式の責任者が次々に変わった事もあり、初めに担当される予定で楽しみにしていた野村萬斎氏、mikiko氏のプロデュースもなくなり、予定にあった着物プロジェクトは、プラカードを持つ方は着物という事になっていたとか。
日本的な事もありましたが、ごく一部だったのと、芸術としての表現が少なかったので閉会式もその辺りは期待してなかったのですが、もうこの際ジャパニーズソウルダンスの盆踊りでいいじゃん!(敬意を込めて)と思ってました。
スポーツのオリンピックですが、文化も同様に大事に思う。。
始まりに、宝塚歌劇団の方々が君が代を歌われました。紋付袴姿を見られて、心が喜びました。 小池百合子氏も着物姿でしたね。やはり華やかでいいですね〜。
選手も入場が終わり、日本各地の踊りの文化映像が流れます。
北海道のアイヌの踊り、沖縄のエイサー、群青踊り、と続き東京音頭も来るかな〜と思っていたら、会場で東京音頭が始まりました。
やっと独自の伝統文化の日本ぽさが出てきて感動💕しました。あ〜良かった。
海外の人は日本に来ると体験したいことの一つに、着物や浴衣を着ることがありますよね。
私も海外に行くとその国の伝統や民族衣装には興味があり、敬意を持ち素敵だと思い、購入したり着てみたくなります。
私たち日本人は現在では、親から子に着物を伝える環境もあまりなくなってしまい、産業全体が思ったより早いスピードで職人さんの継続や継承が難しかったり、一方では着物を処分したい人が増え、その価格は二束三文という現状です。
購入する側のメリットしかほぼない状況。
リメイクしたり、今のものと組み合わせて素敵に着こなすこともでき、エコな要素も強い着物。
オリンピックも着物業界も中抜きが多いこと。。
無料やワンコインなどの一見すると安く入りやすそうな着付け教室も増え、蓋を開けてみたら高額な(値段だけ)着物を購入したり、業者の中抜きも目を当てられない状況もあり、生産者と消費者には恩恵が少ないといった事も残念ながら多い業界です。 そうして買ったけど着ない、損をしたなどで情熱が湧かなくなってしまうことは大変勿体無いです。
そうではない知識も良識もある老舗や良いお店も沢山あります。結局のところ、マンパワー、人ですね。
このブログでも、そのあたりは過去ブログにも書きましたが、着物業界も志持ち、純粋に着物を愛し、大事に繋いでいけるような体制の改革が求められます。
実際にclubhouseなどで知り合った着物関係の方や愛好者の方から、素敵な試みやアプローチなど情報交換で知ることができます。
知識のあるお客様がお店を育てる事も大事なアプローチの一つではないでしょうか。 ファンがスターを育てるとかもそうですよね。
例えば、採寸する際に、お店の方の言いなりではなく、立ち振る舞いや使用するシーンを考慮して要望できるとか。
そう出来るには、より自分の体の使い方や好みにフォーカスする事が大事になりますね。
着物を着ることは、自分と向き合うことになります。 次回はそのあたりを書きますね。 暑い夏、ゆっくり体を労りながらも元気に過ごされますように✨
現在も、サービスはオンラインも取り入れて行っております。
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