只者ではない8さんから学んだ着物
前記事の終わりでは、8(エイト)さんに触れました。8さんとは業界用語ですが、料亭に来たお客様を8時までに出られる様に終わりの時間を計算してコースをお出しして送り出す事。
場所は銀座。クラブにお勤めのお姉さんとお客様が来店されて、自分のお店が8時半入りの為の同伴出勤でお食事される方の事。
大概は男性の方が人数で予約されるのですが、予約の電話の時点でこの事を告げられないと、他のお部屋のご予約の方との時間配分もあるので、6時過ぎから8時までコースを全て終える場合はバタバタします(゚o゚;; 常連の方も多く言われなくともそう動くのが常識になっているので、その際は見た目でわかるのが着物を着て来られる8さん。 そのお姿は、華やか✨煌びやか〜風雅。歩く美術品。大正ロマンの世界から抜け出た様な方も。
もう頭から草履まで全身から説得感、動作はゆっくりおしとやかに、芯は強くという感じで、そのパーフェクトな装いは浮世の世界✨ 会話も急いだりせず、控えめで間を大切にされている。
同じ空間に居合わせると空気感まで作られるので、観察好きのウォッチャー👀✨になってしまいます。
ドレスでは華やかな色味が多いですが、着物は白系の派手に見えないけど華がある様なものをお召しの方が多く、髪型はかなり大ぶりのものだったり、日本髪を古典的で素敵な形にセットされてました。
体型は細筒型に補正されて凹凸は隠す感じ。横からのシルエットが美しく、草履は螺鈿をあしらったものやキラキラしたものが多い。
洗練した姿は日々の努力の賜物ですね。 着物って、形は同じですが、着方や全身で見てみると、職業がとてもわかりやすいのがまた面白いところです。
襟の抜き方、補正の仕方、小物の使い方や、髪型やメイク。行くところによっても、時間帯も考慮して変えていくと、その場での素敵さが全然違ってみえるのが深いなぁと思います。
その辺りの客観的なアドバイスや、その場で最大限輝ける着物ブランディングもやってますので、お気軽にお問い合わせよりメールくださいね✨
素人さんに見えない馴染んだ華のある着物姿をご提案できますよ。 着物を着て素敵と言われるとセルフイメージがアップします⇧
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