どこから入る? 私の着物ストーリー前編
前回は、あなたにあった師の見つけ方について書きました。
着物を生活に取り入れるために、どういう入り方があるか? あなたがイメージできていたらとっても嬉しいです。
たくさんの扉があって、その扉の先の世界は繋がっていた。という事になります←預言風に言ってみる。
いきなり抽象的な事書いてすみません!
ちなみに私の開けた扉は、赤ちゃん期は呉服屋をしていた祖母が手縫いで和柄の綺麗なお布団や、ちゃんちゃんこ(わかるかしら?)
や、おままごとのおんぶ紐を付けている写真が残っています。
今思い出して見てもありがたい!着物好きのルーツがある気がしています。
次の扉は、18歳の時の服飾専門学校の入学式。道産子の私が上京して初の入学式。
当時全盛だったラフォーレ原宿で着物リメイクのスカートを購入し、モード系の上物に合わせて着て行きました。
個性全開の服飾学生時代がスタートし、スパイラルパーマにコムデギャルソンのTシャツに着物の羽織をスカートにして着ていた頃は、毎日がお祭りモードでした。
メンズはコムデギャルソンかアンダーカバー、ヴィヴィアンウエストウッドの厚底のシューズなどのブランドで固める人と、私は寮学生だったので、古着屋やヒッピーテイスト(当時UAやchara、mishaなどの影響もあり)にモードの様な、節約工夫を凝らしたミックススタイルが好きでした。
で、1年間の着物の授業がありました。そんな状態の私ですから、1年受けた内容は右から左へ流れて行きました、、(金ドブですね(⌒-⌒; )
成人式の前撮り着物は、母が知人から借りたもので一応着ましたが、全く思い入れがないものでした。
どんな着物とか、組み合わせなども全く気にもならず、「ただ記念に撮っとく」程度でした。
そこから9年ほど経過して開いた扉は、ご縁で料亭の若女将修行をする際に着物を着るという難関が待っていました。その扉からが、私の人生を変えることになった、いばらのみちでした。
次回はここから先の世界を書き綴って行きますので、おつきあいください。
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